こんにちは。神戸市明石市の税理士事務所、濱田会計事務所です。
先日、「自動車税の納税はペイジーが便利」というブログを書きました。
本日は、源泉所得税の納付で便利なダイレクト納付をご紹介します。
ダイレクト納付とは?
e-taxで申告書などを提出した後、銀行口座から国税を電子納付する手続きです。
E-taxを利用していれば、国税のすべての税目の納付が手数料無料で行えるので便利!
①e-taxの利用開始手続きを行う(初回のみ)
②ダイレクト納付口座の届出(書面提出・初回のみ)
③e-taxで申告・納税
④口座引き落としで納付
①と②の事前準備が必要ですが、準備さえしてしまえば銀行に行かなくても納付でき、インターネットバンキングの契約や操作も必要ありません。
事前準備
①e-taxの利用開始手続き
e-taxホームページで詳しく載っているので、①e-taxの利用開始手続きは省略します。
こちらをご参考になさってください。
②ダイレクト納付口座の届出
「国税ダイレクト方式電子納税依頼書兼国税ダイレクト方式電子納税届出書」
を作成し、納税地の税務署へ書面で提出します。
「(入力用)国税ダイレクト方式電子納税依頼書兼国税ダイレクト方式電子納税届出書」
「(手書用)国税ダイレクト方式電子納税依頼書兼国税ダイレクト方式電子納税届出書」
ダイレクト納付はネット銀行では利用できません。
利用可能な金融機関はこちら
登録が完了すると、e-taxのメッセージボックスに登録完了のお知らせが届きます。
手続き開始までに1か月程度かかります。
申告・納税手続き
③e-taxで申告・納税
では、具体的なE-taxソフトの操作方法をご説明します。
e-taxソフトを開きます。このマークをクリック
以下の画面がでたら、OK
バージョン確認の画面はスキップ
利用者ファイルを選択し、OK
左端の「作成」ボタンをクリック
「申告・申請等」をクリック→「新規作成」
手続きの種類:「申請・届出」
税目:「源泉所得税」
を選択し、次へ
徴収高計算書関係の+ボタンをクリック
給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般)の+ボタンをクリック
給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般)に✔を入れる
次へをクリック
※納期の特例を使っている場合や配当の源泉所得税を納付する場合等は、
それぞれの計算書を選んでください。
申告・申請等名を入力(自分の分かりやすい名称で大丈夫です)
OKをクリック
提出先設定をクリック
管轄の税務署を選択し、OK
基本情報を入力(初回のみ)し、OK
「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般)」をダブルクリック
納付書と同じ形式がでてきますので、こちらに内容を入力してください。
入力が終わったら、「作成完了」
以下のメッセージがでますので、「OK」
「送信可能一覧へ」をクリック
「送信」→送信する申請名称をクリック→「送信」
確認メッセージが出たら、「OK」
インターネット接続確認も「OK」
利用者識別番号と暗証番号を入力し、「OK」
即日通知結果が表示されます。
特に保存しなくても大丈夫です。
続いて納付手続きを行います。
メッセージボックスをクリックし、受付完了メールを確認する。
このようなメッセージが届いています。
「ダイレクト納付」ボタンを押してください。
納付方法を選択し、「OK」
これで納付手続きが完了しました。
④口座引落し
指定日に引き落としが行われます。
残高不足にはご注意ください。
まとめ
源泉所得税の申請は、e-taxを使いますが電子証明書は必要ありません。
ダイレクト納付は、インターネットバンキング契約も手数料も必要ないので、比較的使いやすいのではないでしょうか。
私のように銀行に行くのが面倒!!とう方はぜひ一度お試しください。